土曜、日曜、月曜の東京、阪神の3日間開催の新馬戦は計13鞍。外厩別ではチャンピオンヒルズが3勝、ノーザン
ファームしがらき、ノーザン
ファーム天栄が2勝ずつを加算し、相変わらずの好調を維持している。
【10月8日・東京5R、2歳新馬、芝1800メートル、良馬場=17頭立て】
◆
タイセイクラージュ(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父
サトノクラウン、母シェリール、母の父サンデーサイレンス)452キロ、馬主=田中成奉、生産牧場=ノーザン
ファーム
【血統】父の産駒7頭目の勝ち上がり。半兄に目黒記念を制した
ムスカテール(父マヤノトップガン)、ダイヤモンドSを制した
グロンディオーズ(父
ルーラーシップ)がいる。
【レースVTR】ゲート入りを嫌がったが、スタートを決めて好位へ。直線で先頭に立つと、最後は追いすがる2着の
レヴォルタードに2馬身半差をつけて、危なげない完勝。勝ち時計は1分47秒0。
【コメント】矢作調教師「まだ仕上がり途上のなかでも、強い競馬をしたと思います。今週の追い切りも予定外に軽すぎたので使おうか迷っていたくらいだけど、ここまで走るとは。ゲートや折り合いなど若いところだらけでも、これだけ走れたのは楽しみな素材です」
【将来性】★★★★
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
イニッツィオ ◇ 8日4R東京ダ1300(軽種馬育成調教C)
タイセイクラージュ◇ 8日5R東京芝1800(ノーザン
ファームしがらき)
ビヨンドザヴァレー◇ 8日6R東京芝1600(社台
ファーム)
レッドヒルシューズ◇ 8日5R阪神芝1600(チャンピオンヒルズ)
コンティノアール ◇ 8日6R阪神芝1800(ノーザン
ファーム空港)
ネイビースター ◇ 9日4R東京ダ1600(ノーザン
ファーム天栄)
ミッキーカプチーノ◇ 9日5R東京芝2000(チャンピオンヒルズ)
エコロアレス ◇ 9日3R阪神ダ1400(チャンピオンヒルズ)
マルカシャルマン ◇ 9日5R阪神芝1800(グリーンウッド)
シンリョクカ ◇10日5R東京芝1600(KSトレーニングC)
ロミオボス ◇10日6R東京芝1400(山元TC)
スーパーアグリ ◇10日4R阪神芝1400(ノーザン
ファームしがらき)
グランヴィノス ◇10日5R阪神芝2000(ノーザン
ファーム天栄)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ