C.スミヨン騎手が落馬事故被害馬の輸送費を支払い 金額は約105万円

2022年10月14日 21:34

2020年のサウジカップにてクリソベリル騎乗時のC.スミヨン騎手(撮影:高橋正和)

 現地時間13日、C.スミヨン騎手がキャプテンウィルズバ(牡2、Captain Wierzba)を管理するR.ベケット調教師に、サンクルー競馬場までの輸送費を支払ったことが明らかになった。師が自身のTwitterにて発表し、英競馬メディア『at the races』が報じている。

 9月30日、仏・サンクルー競馬場でのレースにて、スミヨン騎手が馬上でキャプテンウィルズバに騎乗したR.ライアン騎手にひじ打ちをして落馬させる事故が発生。

 落馬したR.ライアン騎手は無傷であったものの、スミヨン騎手には60日間の騎乗停止処分が科せられた。また、今秋予定されていた短期免許での来日が取りやめとなり、天皇賞・秋でのジオグリフへの騎乗も白紙に。代わりにD.レーン騎手の来日が決定している。

 レース後、スミヨン騎手は深く反省し、キャプテンウィルズバのオーナーであるヴァルモン氏に返金する約束をしていた。

 ベケット調教師は7278.74ユーロ(約105万円)の振込があったことを写真添付の上で明かし、「彼は約束を守った。私の考えとしてはこれですべてに区切りがついた」とコメントしている。

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