10月16日の東京9R・東京HJ・JG2(障害芝3110メートル=12頭立て)で、JG1を9勝の絶対王者の
オジュウチョウサン(牡11歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ステイゴールド)は中団から徐々に位置取りを上げようとしたが、最後は失速。8着からも大差をつけられた9着という思わぬ大敗を喫した。
「飛越のリズムが良くなかった。向こう正面の2つ目では落馬しそうなくらい。
スピード競馬は厳しい」と石神深一騎手。
和田正一郎調教師は「トモ(後肢)が良くなりきってなかったので、着地で踏ん張れない。キチッといい状態に持ってこられなかった。申し訳ないし、反省するところです」と落胆の表情。「中山大障害に向けて、もっといい状態にもっていきたい」と巻き返しを誓った。