欧州の古豪ミシュリフの引退レースは11月5日のBCターフに 芝ダ問わず大舞台制したオールラウンダー

2022年10月17日 20:07

今年の凱旋門賞出走時のミシュリフ(撮影:高橋正和)

 芝・ダートを問わず数々の大レースを制してきたオールラウンダー・ミシュリフ(牡5、Mishriff)が、現地時間11月5日にアメリカのキーンランド競馬場で行われるBCターフ(米G1)でラストランを迎える。英競馬メディア『Racing Post』が報じている。

 ミシュリフは父Make Believe、母Contradict、母の父Raven's Passという血統の愛国産馬。イギリスの名門・J&T.ゴスデン厩舎の管理馬。

 2019年10月にデビューを迎え、3戦目に初勝利。翌2020年7月に仏ダービーを勝利しG1初制覇を果たした。その後、ダート1800mのサウジカップ、芝2400mのドバイシーマクラシック、芝2050mの英インターナショナルSを制覇。今年のエクリプスSではヴァデニの2着、英インターナショナルSではバーイードの2着と、活躍を続けている。

 同メディアによれば、今年の凱旋門賞に出走する以前に、2023年度より種牡馬として活動を始めるためにフランスのSumbeへ売却されていたとのこと。引退レースで有終の美なるか、要注目である。

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