12日、川崎競馬場で行われた2R・JRA認定新馬(ダート900m)で、山崎誠士騎手騎乗の4番人気フジキリアル(牡2、川崎・岩本洋厩舎)が優勝。この勝利が新種牡馬ミレニアムバイオの地方、中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったフジキリアルは父ミレニアムバイオ、母ケイアイリヒト(その父コマンダーインチーフ)という血統。
同馬の父ミレニアムバイオは父サンデーサイレンス、母ドルスク(その父Danzig)という血統。半兄に99年兵庫ジュニアGP(交流GIII)を勝ったアドマイヤタッチ(父ティンバーカントリー)がいる。現役時代は02年マイラーズC(GII)、03年富士S(GIII)をともにレコードで快勝したほか、03年北九州記念(GIII)も制すなどマイル〜中距離戦線で活躍した。通算成績19戦8勝(重賞3勝)。
引退後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りし、初年度産駒の現2歳は27頭が血統登録されている。