◆第83回菊花賞・G1(10月23日、阪神・3000メートル)=10月21日・栗東トレセン
前走で古馬相手に快勝し、勢いに乗っている
セレシオン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)はCWコースでのキャンター調整。見守った友道調教師は「追い切り後も変わりありませんね」とうなずいた。
前日に大外18番枠が決定。決して歓迎とは言えない枠だが、「邪魔されず、ゴチャつくことなく、スッと行けるんじゃないかな。京都ではなく阪神なので、(スタートから)カーブまで余裕があるから、そんなに問題ないと思います」と分析する。
前走の阿賀野川特別Vからの転戦は、友道厩舎としては2017年の
ポポカテペトル、
2018年の
ユーキャンスマイルが本番で3着に入っている。「この馬もそうだけど、新潟(阿賀野川特別)を勝てば間隔を空けて、ここだと思っていたからね」とトレーナー。先輩たちと同じローテで激走を狙う。