10月22日の新潟7R・3歳1勝クラス(芝1400メートル、18頭立て)は、永島まなみ騎手が1番人気のウインバグース(牡3歳、栗東・西園正都厩舎・父モーリス)で逃げ切り。2Rに続く逃走劇で、自身3度目となる一日2勝をマークした。今年12勝目。

　大外18番枠からポンと好スタートを切ると、少しずつ内に寄せハナを奪った。道中スムーズに運び、馬なりで最後の直線に向くと、残り300メートルから追い出しを開始。内ラチ沿いを粘りに粘り、ドリアード(団野大成騎手)の追撃を3／4差で退けた。

　永島まなみ騎手は「大外でスタートは良かったけど、内にも速い馬がいて迷惑をかけてしまいました。前走でいい競馬をしていましたが、追い出しが早くて脚が上がってしまったので、ぎりぎりまで我慢しました。こういう形の競馬なら力を出してくれますね」と笑顔を見せた。