直線一気で勝利を挙げたガストリック(カメラ・恩田 諭)
10月23日の東京5R・2歳新馬戦(芝1800メートル=13頭立て)は4番人気の
ガストリック(牡2歳、美浦・上原博之厩舎、父
ジャスタウェイ)が上がり最速33秒3の末脚を繰り出して差し切った。勝ち時計は1分49秒8(良)。
出遅れて道中は最後方を追走。1000メートル通過が63秒2のスローペースで流れも向かなかったが、直線で大外に持ち出されると目の覚めるような伸び脚。上がり2位の3着馬
カズボニファシオ(34秒1)を0秒8も上回る驚異的な末脚で豪快に差し切った。
永野猛蔵騎手は「調教の感じから使ってからと思っていましたし、返し馬も物見をしたりと気性的に幼いなかで、最後こういう脚を使ってビックリしました。これだけの脚が使えるなら今後が楽しみですね」と期待した。