サブライムアンセムは桜花賞以来の休み明けでも期待(c)netkeiba.com
マイルチャンピオンシップの前哨戦であると同時に、スプリンターズSからの間隔も中3週と適当なので、ス
プリント路線を主戦場にする馬たちのための秋の目標レースという側面も持つ。各馬の適性も思惑も様々なので、20年は単勝140倍超の
カツジが勝利するなど、中々すんなりとは決着しないレースになっている。
1.格の違いがものを言う
過去10回のスワンS勝ち馬の内8頭には、それ以前に重賞を勝った実績があった。その内GI・GII勝ち馬は5頭。実績馬が巻き返してくるケースも多い。
2.差しが決まる
17年以降に行われた阪神芝1400m古馬重賞14レースで連対した28頭に関して、4角3番手以内だったのは8頭なのに対し、4角7番手以下だったのは半数の14頭。直線の短い内回りコースであることを考えれば、差しが決まりやすいと言える。
3.距離短縮組が優勢
17年以降に行われた阪神芝1400m古馬重賞の成績を、前走距離別で見てみると、距離延長組は複勝率8.6%、前走も1400mだった馬は複勝率17.5%なのに対し、距離短縮組は複勝率26.4%。昨年の同レースに関しても、前走マイルの馬が上位を独占した。
サブライムアンセムは桜花賞以来の休み明けとなるが、十分に乗り込まれておりいきなり力を出せそう。3戦3連対の阪神芝1400mなら、初の古馬相手でも互角以上の走りを期待。