19日、旭川競馬場で行われた4R・アタックチャレンジ(ダート1500m)で、川島洋人騎手騎乗の6番人気ダンシングクエスト(牡2、北海道・田中正二厩舎)が優勝。この勝利が新種牡馬ダンシングカラーの地方、中央通じての産駒初勝利となった。

　勝ったダンシングクエストは父ダンシングカラー、母ミサキハヤト(その父スターオブコジーン)という血統。5月16日にデビューし、今回が3戦目での勝ち上がりとなった。通算成績3戦1勝。

　同馬の父ダンシングカラーは父ダンシングブレーヴ、母シビルコンクエスト(その父Conquistador Cielo)という血統。従弟に06年ジュライC(英G1)などを制したレザーク Les Arcsがいる。00年10月のデビューから4戦目で初勝利を挙げると、続くさざんか賞(500万下)も連勝。ベンジャミンS(OP)快勝から臨んだ日本ダービー(GI)では11番人気の低評価ながらジャングルポケットの3着に健闘した。その後、1年半の休養を経て戦線に復帰したが勝ち星を挙げることはできず、03年吉野ヶ里特別(1000万下)2着を最後に引退した。通算成績13戦3勝。