新馬勝ちを決めたオメガタキシード(右)(カメラ・小泉 洋樹)
11月5日の東京5R・2歳新馬(ダート1600メートル、16頭立て)は、4番人気に推された
オメガタキシード(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父
ハービンジャー)が直線で抜け出して、デビュー勝ちを決めた。勝ち時計は1分39秒6(良)。
速い2頭を行かせて、16番枠から内の3番手を確保。手応えよく直線に向くと、ラスト3ハロンはメンバー最速の37秒6の末脚で抜け出し、後続に1馬身3/4馬身差をつけて、新馬勝ちを飾った。横山和生騎手は「まだ子どもっぽいところはありますが、その中で兄(
パーティーベル、3歳1勝クラス)と違って気が勝ったタイプ。そういう気性を生かして、出して行って逃げ馬の後ろに入れて、イメージ通りいきました。ビュッと切れるタイプではないので広いコースも良かったと思います」と振り返った。