ジャパンカップの招待を受諾した海外馬6頭のプロフィールおよび来日スケジュール

2022年11月11日 17:20

ニエル賞制覇時のシムカミル(左)、パリ大賞制覇時のオネスト(右)(提供:At The Races)

 11月27日に東京競馬場で行われるジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)の招待を受諾した海外馬6頭のプロフィールおよび来日スケジュールは下記の通り。11日、JRAがホームページ上で発表した。

【アイルランド:2頭】

■ブルーム(牡6、Broome)

 父Australia、母Sweepstake、母の父Acclamation。父の母は来日経験もある名牝ウィジャボード。アイルランドの名門A.オブライエン厩舎の所属馬で、クールモアグループとキーファーズ代表・松島正昭氏の共同所有馬としても知られる。代表勝ち鞍は昨年のサンクルー大賞(仏G1)。通算成績は29戦8勝。

マジカルラグーン(牝3、Magical Lagoon)

 父Galileo、母Night Lagoon、母の父Lagunas。Mrs.J.ハリントン厩舎の所属馬。半兄にG1を4勝し現在は日本で種牡馬生活を送る名馬ノヴェリストがいる。今年7月に行われた愛オークス(愛G1)覇者で、エリザベス女王杯(GI)に参戦すべく来日。転戦を予定している。

【フランス:3頭】

グランドグローリー(牝6、Grand Glory)

 父Olympic Glory、母Madonna Lily、母の父Daylami。2018年12月にドーヴィル競馬場でデビュー。昨年のジャンロマネ賞(仏G1)を制している。昨年初来日を果たし、ジャパンカップで5着入線。引退の予定を撤回し現役を続行、今年のプリンスオブウェールズS(英G1)3着、凱旋門賞(仏G1)5着などの成績を残している。通算成績は23戦8勝。

オネスト(牡3、Onesto)

 父Frankel、母Onshore、母の父Sea The Stars。今年7月のパリ大賞(仏G1)覇者。同レースの2着馬はシムカミル、4着馬は後に英セントレジャー(英G1)を制するエルダーエルダロフだった。9月の愛チャンピオンS(愛G1)ではルクセンブルクとの激しい叩き合いの末に2着入線を果たしている。通算成績は8戦3勝。

シムカミル(牡3、Simca Mille)

 父Tamayuz、母Swertia、母の父Pivotal。今年4月から6月にかけて3連勝を果たし、続くパリ大賞でオネストの2着に入線。今年9月のニエル賞(仏G2)では日本から参戦したドウデュースを後目に最終直線で抜け出し重賞初制覇。その後、凱旋門賞を見送りジャパンカップへの参戦を表明していた。

【ドイツ:1頭】

テュネス(牡3、Tunnes)

 父Guiliani、母Tijuana、母の父Toylsomeという血統。半兄は昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソ。デビュー戦2着後、昨年10月から現在に至るまで5連勝中。現地時間11月6日に行われたバイエルン大賞(独G1)では後続に10馬身差をつける圧勝劇を見せた。

 グランドグローリーオネストシムカミルの3頭は11月18日の6時35分に成田空港着。ブルーム、テュネスの2頭は11月18日の18時30分に成田空港着。いずれもその後、東京競馬場へ移動を予定している。

(JRAのホームページによる)

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