鮮やかに差しきったイリゼ(左、カメラ・高橋 由二)
12月3日の阪神6R・2歳新馬(芝1400メートル=15頭立て、
ノヴェントは出走取り消し)は、
イリゼ(牝、栗東・武幸四郎厩舎、父
サトノアラジン)が鮮やかな差し切り勝ちで、デビュー戦勝利を飾った。勝ち時計は1分21秒7(良)。
発馬を五分に出て、先行争いを見ながら中団の内めを追走。直線で外に持ち出されるとラスト100メートル付近からグイグイと加速し、押し切りを図る
ロッソジュリアをゴール前で捕らえた。「水曜日(11月30日)に初めて乗って動きが良かったからね。芝がいいですね」と秋山真一郎騎手も笑顔だった。