アスクビックスターで逃げ切り勝ちを納めた古川奈穂騎手(左)(カメラ・高橋 由二)
12月4日の中京7R・3歳上1勝クラス(ダート1800メートル=11頭立て、
ソウルユニバンスは競走除外)で、古川奈穂騎手=栗東・矢作芳人厩舎=が今年10勝目、通算17勝目を挙げた。自厩舎の
アスクビックスター(牡3歳、父キングカメハメハ)で逃げ切った。勝ち時計は1分54秒0(良)。
スタートでややよろけたが、促してハナを奪った。2着の
ローラスノビリス(ルメール騎手)にマークされ、残り約400メートル地点ではいったん並ばれたが、もう一度突き放して1馬身1/4差をつけた。
古川奈騎手は「前走も前に行きましたが、早めに手応えが悪くなってしまいました。外に速い馬がいるかと思いましたが、出していくつもりでした。しっかり反応して出ていってくれました」と相棒に感謝。コンビで挙げた2勝はともに中京で、「乗っていて、中京は相性がいいと感じました。能力がこのクラスでも通用すると証明してくれました。強い競馬でした」とたたえた。