◆第23回チャンピオンズC・G1(12月4日、中京・ダート1800メートル、良)
秋のダート王決定戦は16頭立てで争われ、3番人気の
ジュンライトボルト(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父キングカメハメハ)が最後の直線で差し切って石川裕紀人騎手とともにG1初制覇を達成した。勝ち時計は1分51秒9。
首差の2着は3歳馬の
クラウンプライド(福永祐一騎手)が続き、3着は6番人気のハピ(横山典弘騎手)だった。
昨年の覇者で圧倒的1番人気の
テーオーケインズ(松山弘平騎手)は4着に敗れ、2010、11年(当時の名称はジャパンCダート)の
トランセンド以来の連覇はならなかった。
鮫島克駿騎手(
スマッシングハーツ=7着)「ペースが想定通りに遅くなったのでポジションを取りに行って、いつもより前の競馬ができました。そのぶん最後に苦しくなりましたが、メンバーを考えれば、次につながる内容でした」
クリストフ・ルメール騎手(
オーヴェルニュ=9着)「
クラウンプライドの後ろの、ちょうどいいポジションで進められたけど、直線で
ギアアップできなかった」
斎藤新騎手(
レッドガラン=11着)「初ダートでも、そこまで上位に離されずに走ってくれました。慣れてくれば、もっとやれると思います」
ダミアン・レーン騎手(
バーデンヴァイラー=14着)「悪くないポジションで手応えも良かったが、直線ではほかの馬より瞬発力がなかった」
松若風馬騎手(
サンライズノヴァ=15着)「体調は良さそうでした。ただ、いい頃に比べるとグッと来るところがなかったです」