83年の阪神3歳Sを勝ったロングハヤブサ(セン26)が、1日に北海道日高町の日高ケンタッキーファームで老衰のため死亡していたことがわかった。
ロングハヤブサは父ラッキーソブリン、母タケノエリス(その父チャイナロック)という血統。83年9月に函館でデビュー。2戦目の新馬戦を楽勝すると、デイリー杯3歳S、阪神3歳Sを含む4連勝で同年の最優秀3歳牡馬に選出。5歳時にはマイラーズC(GII)、阪急杯(GIII)を勝ち、安田記念(GI)、マイルCS(GI)で3着するなどマイル戦線で活躍した。通算24戦7勝(重賞4勝)。
引退後、88年から白井牧場で種牡馬入りしたが、目立った活躍馬は出せず、95年の種付けを最後に種牡馬を引退。隣接する日高ケンタッキーファームでオフサイドトラップやタイキブリザードとともに余生を過ごしていた。