今年8月に函館で行われた調教でのパンサラッサ(撮影:山中博喜)
13日、パンサラッサ(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)は3月25日にメイダン競馬場で行われるドバイターフ(首G1・芝1800m)を大目標にすることが明らかになった。
パンサラッサは、父ロードカナロア、母ミスペンバリー、母の父モンジューという血統。
2019年9月に行われた2歳新馬戦でデビュー。2021年のオクトーバーS(L)以降本格化を迎え、2021年の福島記念と2022年の中山記念をハイペースな逃げで勝利し、2つの重賞タイトルを獲得した。
3月にはドバイワールドカップミーティングのドバイターフに出走。2020年のプリンスオブウェールズS覇者ロードノースと1着同着となり、初の海外遠征ながらG1制覇を果たした。
帰国後は宝塚記念から始動し、札幌記念ではジャックドールのクビ差2着に。10月の天皇賞(秋)では、一時は20馬身以上の差をつける大逃げで2着に粘り、現役トップクラスの実力を見せつけた。前走は香港カップで2度目の海外遠征を行っていた。通算成績は24戦6勝。