報知オールスターCの出走権を得たフォルベルール(カメラ・志賀 浩子)
13日の川崎競馬11Rで、スパー
キングオールスターチャレンジ(準重賞、A2下)が、2100メートルで7頭により行われ、今野忠成騎手騎乗の単勝3番人気、
フォルベルール(牡4歳、川崎・久保秀男厩舎、父
ベルシャザール)が快勝した。
1着馬に23年1月3日の報知オールスターカップ・S3(川崎2100メートル)への優先出走権が与えられる一戦は、1番人気の
アイアムレジェンドが、後続を4馬身ほど引き離して逃げる展開。2番手をキープした
フォルベルールは、最後の直線に入って一気にその差を詰めると、集中力を切らさないように接戦に持ち込み、ゴール直前できっちり首差差し切った。重馬場での勝ちタイムは2分20秒8。2着は
アイアムレジェンド、3着は
シュプレノンだった。
今回、初めてコンビを組んだ今野騎手は、「気分を損ねないように、流していった」と馬のリズムに合わせた騎乗で勝利をものにした。
次走は権利をとった報知オールスターカップも候補のひとつとして、馬の状態などを見て決められる。