福永祐一騎乗のショウナンバシットが直線抜け出す(カメラ・高橋 由二)
12月18日の阪神4R・2歳未勝利(芝1800メートル、15頭立て)は、昨年のセレクト1歳セールで2億6000万円の値がついた
ショウナンバシット(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父
シルバーステート)が初勝利を挙げた。勝ち時計は1分47秒5(良)。
好スタートから5番手で追走。手応えよく直線に向くと、1頭分のスペースを突いて抜け出した。先頭に立つと後続との差を広げ、2着
ストーンヘンジ(和田竜二騎手)に2馬身半差をつけて完勝した。
今年99勝目を挙げ、13年連続の年間100勝に王手をかけた福永祐一騎手は「スムーズに抜け出せました。最後は右にもたれて若さを見せましたが、完勝だったと思います。長くいい脚を使える馬。もう少し距離は延ばしていってもいいですね」と評価した。