海外競馬メディア『TDN』の一面にディープインパクト関連のニュースが掲載

2022年12月21日 10:00

現役時代のディープインパクト(撮影:下野雄規)

 12月19日、海外競馬メディア『Thoroughbred Daily News』(以下TDN)にて、2005年の牡馬クラシック三冠を含むGI・7勝を挙げJRA顕彰馬にも選定された「近代日本競馬の結晶」ディープインパクトが一面に取り上げられた。

 紙面では主に、欧州におけるディープインパクト産駒およびその子孫の活躍について記載されている。今年デビューのラストクロップ・オーギュストロダン(牡2、Auguste Rodin)は10月のフューチュリティトロフィー(英G1)を勝利し、11月のBCジュベナイルターフ(米G1)をサクソンウォリアー産駒のヴィクトリアロード(牡2、Victoria Road)が制覇。どちらも名門エイダン・オブライエン厩舎の所属馬で、来シーズンのクラシック路線の有力馬として数えられている。

 また、上記2頭はどちらもCassandra Goの牝系に属していることも取り上げられた。同馬は現役時代に重賞3勝を挙げており、その娘がヴィクトリアロードの母Tickled Pinkである。またCassandra Go自身は昨年25歳で死亡したが、サクソンウォリアー産駒の2歳牡馬Change Singsを遺している。なお、Cassandra Goの仔Halfway To Heavenからはオーギュストロダンの母ロードデンドロンや、G1を7勝した名牝マジカルが出ている。

 同紙によれば、Tickled Pinkは現在ヴィクトリアロードの全きょうだいにあたるサクソンウォリアー産駒を受胎しており、来年も同馬を種付け予定とのこと。2019年にこの世を去ったディープインパクトの血脈が、日本だけでなくヨーロッパにも大きく枝葉を広げつつあることを示す記事となっていた。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。