◆第68回東京大賞典・G1(12月29日、大井・ダート2000メートル)
今回から優勝賞金が1億円に増額されたダート統一王者決定戦は計14頭(JRA6、南関東7、兵庫1)によって争われ、横山和生騎手とコンビを組んだ2番人気の
ウシュバテソーロ(牡5歳、美浦・高木登厩舎、父
オルフェーヴル)が3連勝でG1初挑戦Vを成し遂げた。勝ち時計は2分5秒0(良)。2006年から17年連続でJRA勢が頂点に立った。
1馬身3/4差の2着は7月の
ジャパンダートーダービーを制した4番人気の
ノットゥルノ(武豊騎手)。1番人気の
メイショウハリオ(浜中俊騎手)がさらに2馬身半差の3着で、JRA・G1のチャンピオンズC6着から転戦した
サンライズホープ(幸英明騎手)は4着にとどまった。
幸英明騎手(
サンライズホープ=4着)「ペースが遅いのも、まくって行く馬も想定内だった。抵抗したのが良くなかったのかな。行かせて引いた方が良かったかな」
下原理騎手(
ラッキードリーム=7着)「スタートが良すぎたのが逆に良くなかったのかも。もう少し位置取りを下げた方が良かったかな」
今野忠成騎手(
ミヤギザオウ=9着)「思ったより前に行けたし反応してくれた。背中も良くて頑張ってくれた」
御神本訓史騎手(
カジノフォンテン=10着)「1回叩いてもう少しピリッとしているイメージだったが…。道中フワフワしていて本調子じゃないのかも」
町田直希騎手(
ドスハーツ=11着)「追走に手間取っていたけど、直線で脚を使ってくれました」
岩田康誠騎手(
レッドガラン=12着)「やれることは分かっていた。スタートで滑ったし、もう少し内枠に入りたかった」
安藤洋一騎手(
リンゾウチャネル=13着)「2000メートルは長いのかな。折り合いも難しかった。あそこでまくり切れない」
本橋孝太騎手(
アトミックフォース=14着)「スタートで滑ったしペースアップに対応できなかった。道中の雰囲気は良かった」