朝日杯FSを制したドルチェモア(左)が牡馬1位に輝いた
デイリースポーツ恒例の「格付けチェック」拡大版をお届けします。来春のクラシックを目指す若駒たちを、デイリー特捜班が独自の目線でランキング化しました。読者の皆さまの馬券的中への一助になれば幸いです。(出走馬の馬齢は2023年表記)
牡馬編は無傷3連勝で朝日杯FSを制した
ドルチェモアが1位を堅守。V時計の1分33秒9は過去10年で5位タイと目立つものではないものの、正攻法の競馬をして勝ち切ったという点は評価できる。昨年は同レースの覇者
ドウデュースがダービーを制した背景と、無敗でG1を勝ったことも加点材料となった。
2位
チャンスザローゼスは重賞の出走経験はないものの、未勝利戦を3馬身半差で圧勝。続くアイビーSは随所に若さを見せて逃げる形になりながらも、後続を2馬身離して2連勝を決めた。祖母は
ロゼカラーという薔薇一族で血統面の魅力も大きい。
3位は
ダノンタッチダウン。デイリー杯2歳Sは前有利の展開の中で後方からの競馬、さらに前走の朝日杯FSも枠順と展開が影響して厳しい競馬を強いられた。その中での連続2着は高い評価を与えられる。
4位は
ホープフルSを制した
ドゥラエレーデ、同レースで1番人気に支持されて5着だった
ミッキーカプチーノは5位としたが、まだまだ反撃は可能だ。