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【2022年レース回顧】浅見厩舎の解散デーに恩返しV 永島まなみ騎手「今までで一番うれしかったです」

2022年12月31日 16:00

22年に大きな飛躍を遂げた永島(資料)

◆4歳以上1勝クラス(2月27日、小倉7R・ダート1700メートル、16頭立て=良)

 永島まなみ騎手の担当記者として、印象に残っているレースがある。今では3場開催時、毎週10鞍以上依頼があるが、このレースの頃はブレイクする前で、2けた乗ることはほとんどなかった。そんな時から永島を乗せ続けたのが、22年2月末で定年引退した浅見秀一調教師。永島がデビューしてから22年2月末まで14回の騎乗依頼は、自厩舎の高橋康之厩舎、平田修厩舎に次ぐ3位だった。

 浅見厩舎との縁について永島は「(21年3月13日の中京1Rで)ヤマニンバルトロで初めて乗せていただいて5着(16番人気)でした。それからお世話になっています。今でも恵一さん(浅見調教師の息子。現在は栗東・中村直也厩舎)に、馬乗りを教えていただくことがあります。色々な引き出しを持っている方です」と回顧し、馬名と着順がパッと出たことに感心した。

 そして迎えた22年2月27日、浅見厩舎の解散デー。ラグラスドシエル(牝4歳、栗東・中村直也厩舎=※当時は栗東・浅見秀一厩舎、父シニスターミニスター)に3度目の依頼を受けた。内枠を生かして脚をため、勝負どころから徐々に外へ。直線に向いた際も10番手だったが、エンジンがかかると一気に差し切って快勝。永島自身も、うれしい22年の初勝利となった。

 浅見調教師は阪神競馬場に臨場していたため、最終レース騎乗後に小倉から電話をすると「やっと勝ったな」と笑っていたという。「デビューから浅見先生にお世話になって、最後の日に依頼をいただきました。厩舎サイドがしっかり仕上げてくださって、少しだけ恩返しできたと思います。今までで一番うれしかったです」と感謝する。25日には地方交流を含めて31勝に到達し、G1騎乗が可能となった永島。これからも義理を忘れず、23年はさらに飛躍するはずだ。(玉木 宏征)

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