初の3000m戦に挑む今村聖奈騎手、写真は昨年7月のCBC賞のもの(C)netkeiba.com
5日、2年目の今村聖奈騎手が自厩舎のウインヴァカンス(牝5、栗東・寺島良厩舎)を駆って、自身最長距離となる万葉S(4歳上・OP・中京芝3000m)に挑む。
JRAで51勝を挙げたルーキーイヤー、全606戦における最長距離は4鞍に騎乗した2600mだった。それだけに今回は“未体験ゾーン”となるが、これを割引と考えるのは早計。というのも、2000メートルを超えるロングディスタンスでは20戦して【3・1・1・15】の勝率15%、複勝率25%。騎乗数が少ないので安易に比較はできないが、勝率、複勝率ともに通算成績(勝率8%、複勝率23%)を上回っているのだ。
ハンデ戦で50kg未満に騎乗するのが、テイエムスパーダで重賞初制覇したCBC賞以来、2回目というのも吉兆!? パートナーは2勝クラスでも苦戦続きとあって厳しいレースになりそうだが、人馬一体の走りで見せ場をつくりたい。