中京5R でデビューVを飾ったヒメナデシコ(右)(カメラ・高橋 由二)
1月5日の中京5R・3歳新馬(芝2000メートル=12頭立て)は、単勝6番人気の
ヒメナデシコ(牝、栗東・森田直行厩舎、父
シルバーステート)が勝利した。勝ち時計は2分3秒5(良)。
道中は7番手から追走。直線入り口から岩田望来騎手にうながされ、豪快に抜け出した。上がり最速34秒4をマークし、2着の
アイヲヨブテーラー(幸英明騎手)に1馬身差でゴールした。
岩田望騎手は「ゲートはまずまずでしたが、1コーナーでキック
バックを受けて後ろに下がりました。直線で抜け出してからはいい脚でした。これから徐々に成長してくれればいいところを狙えると思います」とさらなる伸びしろに期待。森田調教師は「脚の回転が速かったので、これはいけるかなと思った。2000メートルで勝ったけど、あの脚の回転なら1600メートルでもいけるかも」と今後を見据えた。