<シンザン記念>スタートで出遅れるも直線で外から差し切り勝利するライトクオンタム(撮影・亀井 直樹)
◇G3・シンザン記念(2023年1月8日 中京芝1600メートル)
23年最初の3歳重賞は、
ライトクオンタム(牝=武幸)が制し、デビュー2連勝でクラシック戦線に名乗りを上げた。
ライトクオンタムは19年7月に世を去ったディープインパクトの産駒最終世代で、母イルミナント(母の父クオリティロード)の血統。馬名意味は「光量子。宇宙で一番速い光の粒子」。
騎乗した武豊はデビュー37年連続重賞勝利で、JRA重賞は通算350勝(G1・79勝、G2・107勝、G3・164勝)という金字塔を打ち立てた。
▼武豊 「初めて乗せてもらったけど、いい馬ですね。直線向いて
ゴーサイン出して、よく反応してくれて、最後まで伸びてくれた。かなり素質あると思う。ディープインパクト産駒ですし。まだまだ、きょう2回目ですからね。それでこのパフォーマンスなんで。楽しみですね」