紅梅Sに出走予定のアルーリングビュー(C)netkeiba.com
週末の中京は、日経新春杯以外にも注目の一戦がある。日曜の準メイン・紅梅ステークス(3歳、リステッド、中京芝1400m)はクラシックへの登竜門。13年2着のメイショウマンボはオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を制し、16年の覇者シンハライトもオークス馬となっている。
そして、このレースには馬券を買う上で非常に重要なポイントがある。それは開催場が京都でも中京でも、前走1600m組が強いということ。該当馬は過去10年で[8-5-4-25]の勝率19%、複勝率41%。前走1400m以下だった組は[2-5-6-59]の勝率3%、複勝率18%だから、その差は歴然としている。
ちなみに前走1400m以下で勝った2頭は、13年のレッドオーヴァルと15年のコンテッサトゥーレ。それぞれ後に桜花賞で2着、3着になっている。したがって“GIで勝ち負けできるぐらいの実力馬でなければ、紅梅Sを前走1400m以下からのローテーションで勝つのは厳しい”と言えるだろう。
今年の前走1600m組はアルーリングビュー、サンティーテソーロ、バースクライの3頭。この3頭の馬連ボックス、3連複1点を握りしめて、レースを見守りたい。