1月14日の中山9R・菜の花賞(3歳1勝クラス、牝馬限定、芝1600メートル、13頭立て)は、6番人気の
トラベログ(美浦・岩戸孝樹厩舎、父
グレーターロンドン)が鮮やかに逃げ切って、デビュー2連勝を飾った。叔母に09年の秋華賞で2着に好走した
ブロードストリートを持つ血統。勝ち時計は1分36秒0(良)。
絶好のスタートを決めて、そのまま楽にハナを奪いきった。前半の半マイルが48秒5というマイペースを刻んで、手応えよく直線へ。坂を駆け上がっても脚いろは衰えず、後半は47秒5でまとめて、2着の
ニシノコウフクに1馬身1/4差をつけた。
北村宏司騎手は「特に位置を決めないで、気をつかったり、まだ課題はあるけど、直線を向いてしぶとく反応して頑張ってくれました」と、勝利を振り返った。