オープン初勝利を挙げたジュビリーヘッド(手前)(カメラ・荒牧 徹)
1月14日の中山11R・カーバンクルS(芝1200メートル=16頭立て)は1番人気の
ジュビリーヘッド(牡6歳、栗東・安田隆行厩舎、父
ロードカナロア)が、好位から押し切る横綱相撲で勝利。昨年の函館スプリントS2着など
スピードを存分に披露してきた実力馬がついにオープン入り後の初勝利を果たした。
好スタートを決めると、内から行きたい2頭を行かせてすんなりと3番手を確保。しっかりと脚がたまっていた最後の直線では、さらにギアを上げて加速すると、力強く末脚を伸ばし、内ラチ沿いで粘り込みを図った
ジュニパーベリー(嶋田純次騎手)を半馬身とらえてゴールに飛び込んだ。
横山和生騎手は「厩舎もうまく仕上げてくれてこの馬のいつもの勝ちパターンに持ち込むことができました。感慨深いですね。重賞級とやるとなるといかにこの形を取れるかだと思う。自分との戦いですね」と今後を見据えた。