関屋記念連覇など重賞3勝を挙げたエイシンガイモン(ユーザー提供:kjytdirtes bhtjafさん)
96年と97年の関屋記念を連覇するなど、重賞3勝を挙げたエイシンガイモンが18日、繋養されていた高知県の土佐黒潮牧場で死亡した。30歳だった。同日、公益財団法人ジャパンスタッドブックインターナショナルが発表した。土佐黒潮牧場のツイッターでは数日前から体調を崩していることが伝えられていた。
エイシンガイモンは父シアトルダンサーII、母メドウミスト、母の父アイリッシュリヴァーの血統。現役時代は44戦7勝(うち地方3戦0勝)。2歳時(旧3歳時)からマイル路線で活躍し、朝日杯3歳Sではバブルガムフェローの2着。武豊騎手とコンビを組んだ3歳時の関屋記念で重賞初制覇すると、4歳時に連覇を達成。その後はしばらく勝利から遠ざかったが、6歳時のセントウルSで3つ目の重賞タイトルを獲得した。7歳時に障害に転じて1勝を挙げた後、地方に移籍。笠松で1戦、高知で2戦した後に現役を引退し、土佐黒潮牧場で余生を過ごしていた。