得意舞台での好走が見込まれるレモンポップ(撮影:下野雄規)
今週は根岸ステークス(GIII)が行われます。
昨年の根岸Sは6番人気のテイエムサウスダンが優勝。2着に4番人気のヘリオスが粘り込み、3着は追い込んだタガノビューティー。3頭の三連単は3万4910円とまずまずの高配当となりました。
今年の根岸Sは昨年の上位3頭がこぞって出走してきますが、勢いある上がり馬も参戦。レモンポップはデビューから9戦連続連対と安定感抜群で、前走の武蔵野S(GIII)でそれを差し切ったギルデッドミラーも侮れません。
加えて、4歳馬のバトルクライは前走すばるS(L)を勝利。こちらも成長途上の若駒で、注目の一頭といえるでしょう。
豪華メンバーが揃った、フェブラリーS前哨戦・根岸S。それでは、早速ですが今週AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆舞台替わりで逆転可能
今週の根岸SでAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるレモンポップでした。
本馬は上記した通り、デビューからオール連対。これまでのレースは全てダート戦で、距離は1600m以下となっています。
前走の武蔵野Sではギルデッドミラーに敗れましたが、僅かハナ差の惜敗。今回は前走の敗戦前に4連勝を飾った東京1400mに舞台が替わり、逆転する可能性は十分でしょう。
さらに、武蔵野Sが行われる東京1600mは芝スタートですが、今回の東京1400mはオールダート。昨年の5月までギルデッドミラーが芝レースを走っていたことを考えれば、あちらに有利な条件だったといえるかもしれません。
過去には1600mのカトレア賞でも勝利はありますが、これまでの成績からも本質的には1400mベストのイメージ。今回の距離短縮はプラスに働きそうで、人気でも逆らえない一頭といえるでしょう。
(netkeiba編集部)