現地時間5日、仏・ドーヴィル競馬場でモーリスドゲスト賞(3歳上、仏G1・芝1300m)が行われ、D.ボニヤ騎手騎乗の2番人気マーシャンドール Marchand D'Or(セン4、仏・F.ヘッド厩舎)が、後方追走から徐々に伸び、残り200mあたりで抜け出すと、1番人気ダッチアート Dutch Artに1馬身差をつけ優勝。昨年に続く連覇を飾った。勝ちタイムは1分14秒90(良)。さらに1/2馬身差の3着には12番人気シルヴァータッチ Silver Touchが入った。
なお、98年シーキングザパール以来となるこのレース2勝目を狙った武豊騎手騎乗のニューガールフレンド New Girlfriendは、13頭立ての9着に終わった。
勝ったマーシャンドールは、父Marchand De Sable、母Fedora(その父Kendor)という血統の仏国産馬。05年8月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げると06年ポルトマヨ賞(仏G3)で重賞初制覇。昨年のこのレースでG1初勝利を飾った。今年のポルトマヨ賞で重賞3勝目を挙げており、前走はジュライC(英G1)に出走して4着だった。通算成績13戦6勝(重賞4勝)。