◆第73回東京新聞杯・G3(2月5日、東京・芝1600メートル、良)
古馬のマイル重賞は4歳から7歳までの16頭によって争われた。
三浦皇成騎手が手綱を執った4番人気の
ウインカーネリアン(牡6歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)が好スタートから先手を奪うと、5着まで頭、首、首、首差の大接戦をしのいで、昨年8月の関屋記念に続く重賞2勝目を逃げ切りで決めた。勝ち時計は1分31秒8。
2着は2番人気の
ナミュール(横山武史騎手)、3着は6番人気の
プレサージュリフト(クリストフ・ルメール騎手)と4歳牝馬が勝ち馬に続いた。今月いっぱいで現役を引退して調教師に転身する福永祐一騎手が騎乗した1番人気の
ジャスティンカフェは4着。5着は武豊騎手が騎乗した7番人気の
エアロロノアだった。
大野騎手(
タイムトゥヘヴン=10着)「具合は良かったけど、今日の馬場状態はマッチしませんでした。展開次第ではやれると思います」
横山和騎手(
プリンスリターン=11着)「1年ぶりだったけど、よく頑張ってくれていい内容だったと思います。この後も無事にいってほしいです」
藤岡康騎手(
カイザーミノル=12着)「出たところでリズムよく運べたが、手応えほど直線は動けず、流れ込む形になった」
菅原明騎手(
ピースワンパラディ=13着)「返し馬からあまり体を使えた走りではなかったです。道中も忙しくて、ついていくのにいっぱいでした」
田辺騎手(
サクラトゥジュール=14着)「好走していた時はうまくハミが抜けていたが、今日は外枠で壁をつくれなかったのもあり、ハミをかんで力んでいた」
津村騎手(
シュリ=15着)「少し体に硬さを感じたし、この馬らしいフォームではなかった。馬場が硬いのも影響したか、4角で手応えがなくなった。もう少し暖かくなってからの方が良さそう」
Mデムーロ騎手(
ショウナンマグマ=16着)「スタートも出たし、いいところで運べたが、この馬には上がりが速かった」