昨年のダービー以来の勝利を目指すドウデュース (撮影:下野雄規)
幾多のGI馬が始動戦に選んできた京都記念(4歳上、GII、阪神芝2200m)。今年は一昨年の皐月賞覇者
エフフォーリア(牡5、美浦・鹿戸雄一厩舎)と昨年のダービー馬
ドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が激突するように、クラシック勝ち馬が顔合わせすることも多かった。しかしながら、その結末は意外な!? ことになっている。
00年以降、クラシック勝ち馬が京都記念で戦ったことは9回ある。最初は00年で1番人気のテイエムオペラオーが1着、2番人気のナリタトップロードが2着。馬連は210円の平穏な決着で、本命党を安堵させた。しかし、01年以降の8回は“両雄並び立たず”の結果が続く。とりわけ01年、15年、21年はクラシック勝ち馬が1&2番人気に支持されたものの、ワンツーを決められなかった。
今年の2頭はおそらく1&2番人気。前評判通りの一騎打ちとなるのか、あるいはジンクスに屈するのか、大いに注目したい。
【00年以降、京都記念でのクラシック勝ち馬の対決】
00年…1着テイエムオペラオー(1番人気)、2着ナリタトップロード(2番人気)
01年…2着アグネスフライト(2番人気)、3着ナリタトップロード(1番人気)
03年…5着ノーリーズン(2番人気)、6着アグネスフライト(5番人気)
09年…1着
アサクサキングス(3番人気)、3着ヴィクトリー(9番人気)、4着
カワカミプリンセス(2番人気)
11年…6着
ビッグウィーク(6番人気)、7着
オウケンブルースリ(4番人気)
15年…3着
キズナ(2番人気)、5着
ハープスター(1番人気)
18年…2着
アルアイン(3番人気)、3着
レイデオロ(1番人気)
21年…1着
ラヴズオンリーユー(1番人気)、5着
ワグネリアン(2番人気)
22年…5着
ユーバーレーベン(1番人気)、11着
マカヒキ(9番人気)