2022年マーキュリーCの表彰式での福永祐一騎手(提供:岩手県競馬組合)
2月9日に佐賀競馬場で行われる第50回佐賀記念(4歳上・JpnIII・ダ2000m・1着賞金3000万円)。
バーデンヴァイラー(牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)とコンビを組む福永祐一騎手は、現役ラストの地方交流重賞への騎乗となる。
福永騎手はこれまで地方では86勝を挙げ、うち重賞は31勝。近年では、
ケイティブレイブとのコンビで制した2017年の帝王賞(JpnI)と
2018年の川崎記念(JpnI)や、2022年は
カフェファラオでマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)を勝利するなどの活躍を挙げている。
今回コンビを組む
バーデンヴァイラーは父
ドゥラメンテ、母ヴィートマルシェ、母の父フレンチデピュティという血統。祖母は桜花賞馬
キョウエイマーチ、半姉には2021年のBCディスタフ(米G1)を制し、日本調教馬史上初海外ダートG1制覇を果たした
マルシュロレーヌがいる良血馬である。福永騎手とのコンビでは、2022年の総武S(OP)やマーキュリーC(JpnIII)と実績も十分。
27年間にわたる騎手人生の引き際に自ら花を添えるか、注目の佐賀記念は9日17時20分発走である。