昨年のきさらぎ賞に続く重賞2勝目を狙うマテンロウレオ(ユーザー提供:りっちゃんさん)
【馬場情報】
土曜の東京芝は稍重だったが、時計を参考にすれば、実質的には良。後方からでも速い上がりを使えれば間に合うが、前で運べるに越したことはない。平穏な決着が目立つ。ダートは回復しても重までだろう。時計は速いが、東京らしく脚質の有利不利はない。
阪神は芝ダートともに良。芝は前&内で運べる馬がベター。差しもノーチャンスではないが、外々を回すと厳しい。ダートは前残りが目立つが、土曜は少頭数が多かったことも影響している。多頭数で流れれば差しも決まるだろう。
土曜の小倉は芝が重、ダートが不良だった。日曜はそれぞれワンランクの回復があるかも。芝はペースが緩めば先行馬の残り目もあるが、基本的には外差し優勢。土曜は連対馬12頭中11頭、複勝圏内の18頭中15頭が5〜8枠だった。ダートはかなり時計が速い。中団以降で運んだ馬にも出番はあるが、4角では先団に取り付きたい。
【注目馬】
東京11R・タスティエーラ…デビュー戦は番手で運び、上がり3Fを33秒5でまとめての圧勝。まさに今の東京向きの立ち回りができるだけに、2連勝での重賞初制覇を期待したい。
阪神11R・マテンロウレオ…前走は中団で運び、直線でスムーズさを欠きながらの0秒1差5着だから、決して力負けではない。横山典騎手が騎乗した3走前、2走前はともに前々で運んで1着、2着。最内枠から同じようなレースができれば、差し脚質の人気馬を凌ぐシーンがあっていい。
小倉11R・キャプテンドレイク…オープンでは苦戦が続くが、ここ2戦の上がり3Fはメンバー中1位→2位。過去2勝を挙げる小倉芝1200mに替わり、しかも外差しが決まりやすい馬場なら、一発があっていい。