11日、札幌競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1500m)は、池添謙一騎手騎乗の2番人気ヤマカツオーキッド(牝2、栗東・池添兼雄厩舎)が、好スタートからスムーズにハナに立つと、直線でももうひと伸びを見せ、後続を鮮やかに完封した。勝ちタイムは1分29秒6(稍重)。1.1/4馬身差の2着には外から鋭く伸びた1番人気ランチボックス、さら3/4馬身差の3着には内を突いた5番人気テーオーブラックが入った。
勝ったヤマカツオーキッドは、父ダンスインザダーク、母は99年阪神3歳牝馬S(GI)など重賞4勝のヤマカツスズラン(その父ジェイドロバリー)という血統。半兄にヤマカツブライアン(兵庫チャンピオンシップ-交流GII・2着、父ブライアンズタイム)、叔父にピカレスクコート(ダービー卿CT-GIII)、従兄にサイレンスボーイ(武蔵野S-GIII・2着)がいる。7月15日のデビュー戦(函館・芝1200m)から3戦目での初勝利となった。