福永騎手とのコンビでフェブラリーSに挑むオーヴェルニュ(写真は2021年5月の平安S時、(C)netkeiba.com)
2月19日、東京競馬場で行われるフェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)。このレースがJRA・GIラスト騎乗となる福永祐一騎手の相棒として、ここまで重賞2勝の
オーヴェルニュが出走する。
オーヴェルニュは父
スマートファルコン、母ギュイエンヌ、母の父タニノギムレットという血統。
2018年9月、阪神競馬場の2歳新馬戦でデビュー。12月には同じく阪神の2歳未勝利戦で1番人気に応えて初勝利を手にした。20年3月には中京競馬場の名古屋城Sを勝ってオープン入り。同年11月の福島民友Cから3連勝を達成し、21年の東海Sで重賞ウイナーの仲間入りを果たした。同年5月には平安Sで重賞2勝目を挙げ、22年は連覇を目指した東海Sで2着の好走などがあった。通算成績は32戦8勝。
舞台となる東京競馬場と同じ左回りとの相性がいい。これまでの重賞2勝はいずれも中京競馬場のものであり、左回りコースでの重賞戦績は[2-1-1-6]と複勝率4割となっている。福永騎手とは21年の平安Sで重賞制覇を経験。JRAのGIでは34勝した名ジョッキーのラストを飾るか、その走りが注目される。