待望の4勝目を狙うジョディーズマロン(昨年5月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん)
阪神10Rの播磨S(4歳上・3勝クラス・ダ1400m)は
ジョディーズマロン(牡5、栗東・北出成人厩舎)が決める。
現役屈指の“馬主孝行な馬”だ。愛馬会法人の
ローレルクラブで、牡馬としては破格の安値となる総額600万円で募集されたが、既にその8倍以上の賞金を稼いでいる。
それはさておき、一番の特徴は叩き2戦目に強いこと。これまで中11週以上の休み明けでは[0-0-2-4]と苦戦傾向だが、その次走は[1-2-0-2]の好成績。2勝クラスと3勝クラスでの連対3回は全て休み明け2戦目だから、実に分かりやすい。それだけに実績のなかった休み明けの前走・白嶺Sの3着は驚きであったと同時に価値大。ここに来ての地力強化を示したと一戦だった。
少し乗り難しいのか、騎手を選ぶタイプだが、池添騎手は3回コンビを組んで4番人気1着、5番人気2着、7番人気2着と相性抜群。ローテーション、騎手と好走条件が揃った今回は好勝負間違いない。