初の芝1200mが合いそうなフローレンスハニー(昨年1月撮影、ユーザー提供:みゅーがさん)
日曜小倉12Rの4歳上1勝クラス(芝1200m)はフローレンスハニー(牝4、栗東・高柳大輔厩舎)を狙い撃ちだ。
昇級後は5着、9着、5着と、もうひと押しを欠くレースが続く。ただ、一戦一戦を振り返ると、決して悪い競馬はしていない。3走前は鞍上が消極的に乗ったことで、脚を余した形。前々走は結果的にマイルが少し長かった印象があるし、前走は初ダートに加えて外々を回らされる厳しい展開だった。現級では力不足と結論付けるのは早計だ。
今回は初の芝1200mとなるが、前走(ダ1200m)や3走前(芝1400m)の走りからみて、少なくともマイルよりは合うイメージ。高柳大輔厩舎と亀田温心騎手のコンビは昨年以降、10戦して[4-2-1-3]の勝率40%、複勝率70%。8番人気や10番人気で勝つなど、高配当を連発している。ここも低評価に反発した走りで、穴党を喜ばせてくれるはずだ。