ルメール騎乗のノッキングポイントが差し切り勝ち(カメラ・高橋 由二)
2月19日の東京6R・3歳1勝クラス(芝1600メートル=12頭立て)は、1番人気の
ノッキングポイント(牡、美浦・木村哲也厩舎、父
モーリス)が、上がり最速33秒9の切れ味で差し切り、オープン入りを決めた。母チェッキーノは16年のフ
ローラSの勝ち馬で、伯父の
コディーノは12年の東京スポーツ杯2歳Sなど重賞2勝馬という血統。勝ち時計は1分32秒9(良)。
まずまずのスタートを決めて、道中は好位6番手をキープ。直線ではスムーズに外に持ち出して、エンジンがかかると前との差を一完歩ずつ詰めて、最後は2着の
バルサムノートに1馬身半差をつけた。
ルメール騎手は「
モーリス(産駒)っぽいですね。最後は長く脚を使った。ちょうどいいリズムで、だんだんと加速してくれて、坂を登ってからトップ
スピードに入ってくれた。能力はあります」と、評価した。
木村調教師は「無理なく立ち回れてよかったと思います。もっといい動きができるはずです。まずは2勝目を挙げられてよかったです」と、うなずいた。