中山記念に出走予定のドーブネ、写真は2021年9月のもの(C)netkeiba.com
2月26日に中山競馬場で行われる中山記念(4歳上・GII・芝1800m)。GI馬3頭を含む豪華メンバーが集結するレースにドーブネ(牡4、栗東・武幸四郎厩舎)が武豊騎手とのコンビで出走を予定している。
ドーブネは父ディープインパクト、母プレミアステップス、母の父Footstepsinthesandという血統。2021年の千葉サラブレッドセールにて、5億1711万円の値がつけられた。
2021年9月に札幌競馬場で行われた2歳新馬戦で、デビューして勝利。以降、同年のききょうS(OP)、2022年の武田尾特別(2勝クラス)と逆瀬川S(3勝クラス)と、白星で飾ったレース3戦はいずれも逃げ切っている。
前走の白富士S(L)では逃げの形で素質馬サリエラに惜敗したものの、直線の長い東京競馬場で0.2秒差と実力を示す一戦となった。
中山記念は2023年初の中山競馬場で行われる重賞であり、例年逃げ先行馬が台頭しているレース。昨年の優勝馬は、1000m57秒6のハイペースで逃げ切ったパンサラッサである。
他にも2013年8番人気3着のシルポート、2017年7番人気3着ロゴタイプ、2018年6番人気3着マルターズアポジーと人気薄の逃げ馬が好走。
どんな形でのレースになるかは神のみぞ知るが、中山開幕週の馬場と逃げ適性が噛み合えば、間違いなく面白い1頭になるだろう。ドーブネの走りに注目したい。