昨年の秋華賞馬スタニングローズが父キングカメハメハに今年重賞初勝利を届けるか(ユーザー提供:puu_horseさん)
 
 キングカメハメハ産駒にJRA重賞16年連続制覇のチャンス到来だ。中山記念(4歳上・GII・芝1800m)には
スタニングローズ(牝4、栗東・高野友和厩舎)、阪急杯(4歳上・GIII・芝1400m)には
ホウオウアマゾン(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)がエントリー。実績馬2頭で記録更新を狙う。
 キングカメハメハ産駒は08年にデビュー。同年の函館2歳Sを
フィフスペトルが勝ったのを皮切りに、25のGIを含む134の重賞を制してきた。しかし、今年は延べ11頭が重賞にチャレンジしながら、京都金杯の
エアロロノアの2着が最高。08年から続いている連続年JRA重賞勝利記録が「15」のままで足踏みしている。
 キングカメハメハ産駒は現4歳が最終世代。とはいえ、JRAの現役馬は100頭ほどいるので、まだまだ記録更新は可能だろう。同記録を14年連続で更新中のディープインパクト産駒ともども、これからも存在感を発揮してほしい。