28日をもって、橋田満(70)、池添兼雄(70)、南井克巳(70)、五十嵐忠男(70)、大江原哲(70)の調教師5人がトレーナー人生に幕を下ろす。指揮を執るラストウイークを迎え、それぞれが胸中を語った。
22年はキャリアハイとなる年間重賞3勝をマーク。験担ぎにと伸ばしてきた白いあごひげに手を当てた五十嵐師は「重賞まで勝ったし、そられへん。引退したらそるわ」と言って周囲を和ませた。
30年に及ぶ調教師生活は「アッと言う間。ずっと突っ走ってきた」。どの馬も平等に接してきたが「
テイエムプリキュア(05年阪神JF覇者)の子で勝ちたかった。それが心残りではあるけど、
テイエムハリアーなんかは平地で1勝止まりでも障害の重賞を3つも勝ってくれた。どれもいい思い出」としみじみと振り返った。
ラストウイークは阪神と小倉に7頭がスタンバイ。「障害未勝利が楽しみ」と土曜小倉4R
シゲルキンセイ、日曜小倉4R
ティートラップに熱視線を送る。