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スピーディキックの「選択肢増えた」…御神本訓史騎手が手応え

2023年02月24日 07:30

フェブラリーステークスに出場したスピーディキック

 19日にJRA東京競馬場で行われたフェブラリーS・G1(ダート1600メートル)にスピーディキック(牝4歳、浦和・藤原智行厩舎)が挑戦。6着と健闘した。手綱を執った御神本訓史騎手はどのように感じたか、レースでの感触やスピーディキックの強さについて語ってもらった。

 ―レースを終えて率直な感想を。

 「よく走ったと思う。サウジ組が不在で層が薄かったと思うが、それにしても中央のG1で6着という成績を見れば想像以上の結果だった」

 ―挑戦が決まる前は段階を踏んで中央に挑んだ方がいいと発言していたが。

 「行って良かったと思うし、次のレースをしないと、まだ何とも言えない部分もある。ただ、挑戦することの大事さを人間の物差しで測ってはいけないと感じた」

 ―当日の雰囲気は。パドックでは落ち着いていたが、騎乗してから変化が見られた。

 「あのぐらいテンションが上がるなと思っていた。二重メンコにしてほしいと陣営に要望して、結構効いていた。馬がだいぶ大人になっていて、それ以上は上がらずに精神面の成長が感じられた」

 ―スタートしてからの位置取りは。

 「芝の部分は(先団につけた)ヘリオスの横ぐらい。ダートになってから置かれた。普通は逆なので、初めてだよね。だいたい芝で遅れてダートで追いつくパターンだから。ダートで置かれた感じでは、JRA勢のダート適性、スピードが勝っていた。あの位置で競馬ができれば、いい感じにはなったんだろう。あの(後方の)位置に収まったのは悔やまれる。向こう正面で前後する場面があったが、ひるむことなく堂々として、周りも気にしていなかった」

 ―3コーナー過ぎからの進路取りは。

 「3コーナー過ぎから手応えがあまりなかった。追走がこたえたのかなと思って、外に出す余裕もなく馬群に入れて離されないようにと考えた。仕掛けてからは意外に前の馬と比べて反応が良かったが、最後は進路を探して苦しい形になった。あそこで外に出して同じ脚が使えたかどうか。経済コースを通って脚をためたから、あそこまで来れたというのもあるし。正解がわからない。窮屈なところで競馬をさせてしまった。止まっていなかったので信じ切れていれば良かったのかなというのはある。ドライスタウトとアドマイヤ(ルプス)の間が一瞬開いたので入ろうかと思ったら閉まったので…。開いたままだったら着は上がっていた。悔やまれるというか惜しかった。どこか開けばと思った」

 ―改めてスピーディキックの強さを。

 「何が強いのかわからない。あの乗り味で牝馬であそこまで戦えるのが。正直、それほど重厚感はないし、パワーもそれほどでもない。それでも、JRA勢とあれほど戦える。ダートとはいえ、スピード競馬なので対応し切れたのかな。芝での走りを見ると芝でも戦えて、南関東のダートでもあそこまで走れる。適性っていっぱいあると思う。芝で普通に走って、ダートコースもあれだけ走れてどこを重視していくのか。どこのセールスポイントを伸ばしていけばいいのか。距離にしてもレース選択にしても、選択肢が増えた。終わってから課題とか出てくるが、今回だけはすごく悩ましいというか、多すぎて照らし合わせ切れてない。もう少しやれた部分はあるので責任は感じている。どこへ行くのか考えていかないと」

 ―JRA勢との力の差は。

 「上位3頭くらいは力が違った感じ。あとは何とかなるような気がした。ショウナンナデシコ(15着)とどのくらい差があるか気にしていたが、まさかまさかと飛び越えてしまった」

 ―次戦はかしわ記念(5月4日、船橋)が有力とされている。今後については。

 「最大の目標はJBCレディスクラシック(11月3日、大井)でいいと思う。これから一戦一戦、戦っていく相手が異なってくる。(かしわ記念が行われる)船橋は(馬場が)重いから。こなせるかどうか、または新たな強さを見せてくれるか」

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