タガノアレハンドラが直線抜け出し初勝利(カメラ・高橋 由二)
2月25日の阪神1R・3歳未勝利(ダート1800メートル=13頭立て)は、今週限りで定年引退する五十嵐調教師が管理する
タガノアレハンドラ(牝、父
ホッコータルマエ)が勝利。JRA通算429勝目をマークした。勝ち時計は1分55秒0(稍重)。
スムーズに2番手を確保し、抜群の手応えで直線へ。促されると素早くギアを上げ、残り200メートル過ぎで抜け出した。後続をどんどん突き放し、5馬身差で完勝した。五十嵐調教師は「強かったね。良かったです。これで終わったわけじゃないし、この後もあるんでね」と、安どしつつ気を引き締めた。騎乗した鮫島克駿騎手は「五十嵐先生のラストウィークだったので、勝利で飾れて良かったです。気性が難しく調教も大変なところがあり、厩舎と試行錯誤してきました。一体となって勝てて良かったです」と喜んだ。
なお五十嵐調教師は今後、阪神に1鞍、小倉に1鞍。明日26日は阪神で1鞍、小倉で3鞍に管理馬を出走させる。