UAEダービーに向かうデルマソトガケ(写真は全日本2歳優駿時、撮影:高橋正和)
前走、サウジダービー3着のデルマソトガケ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は現地時間25日にメイダン競馬場で行われるUAEダービーに転戦する。鞍上はC.ルメール騎手にスイッチ。音無秀孝調教師は「オーナーの意向もあり、ドバイをよく知っている騎手ということで」とコメントした。また、その後はポイントの加算次第でケンタッキーダービー(米G1・ダ2000m)への出走も視野に入れる。
デルマソトガケは父マインドユアビスケッツ、母アムールポエジー、母の父ネオユニヴァースという血統。母は2013年に関東オークスを制覇しており、その半兄には短距離ダート重賞を2勝したミリオンディスクがいる。
2022年6月、阪神競馬場の新馬戦でデビューし、10月に中京競馬場の未勝利戦で後続に4馬身差をつけて勝ち上がった。もちの木賞で2連勝とすると、続く全日本2歳優駿ではオマツリオトコ、ペリエールとの接戦を制してGI級競走初制覇。前走のサウジダービーは日本馬では最高着順の3着だった。通算成績は7戦3勝。