一昨年のオークスを制したユーバーレーベン(ユーザー提供:soraki_tさん)
一昨年のオークスを制したユーバーレーベン(牝5、美浦・手塚貴久厩舎)が2日、左前脚屈腱炎のため、現役を引退することが決まった。
平成以降のオークス馬のうち、産駒がJRAで走った馬は29頭。そのうち92年アドラーブル、93年ベガ、95年ダンスパートナー、96年エアグルーヴ、05年シーザリオ、10年アパパネ、12年ジェンティルドンナの7頭が、重賞勝ち馬を送り出している。
00年以降に限れば大物出現率が高く、シーザリオはエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアと3頭のGI馬を輩出。アパパネは一昨年の秋華賞馬アカイトリノムスメ、ジェンティルドンナは昨年のエリザベス女王杯を制したジェラルディーナを送り出した。
オークス馬に限ったことではないが、近年は現役時代に成績を残した牝馬が、母となっても成功するケースが増えている。ユーバーレーベンからも活躍馬、願わくは母子2代でオークスを制する馬が出てくることを期待したい。