夢の舞台を前に武者震いだ。今週から東西で6人の新人騎手がデビュー。競馬学校で最も成績が優秀だった者に贈られる、アイルランド大使特別賞を受賞した小林勝太騎手(20)=美浦・小野=は「ずっと憧れていた職業。楽しみ半分、不安半分ですが、早く競馬に乗ってみたい」と率直な気持ちを口にした。
実家は長野県で牧場を経営しており、物心つく頃には既に馬に乗っていたという。競馬学校で行われる模擬レースは9戦中4勝を挙げ、総合優勝を果たした。「心掛けているのは落ち着いて丁寧に乗ること。模擬レースの後半になるにつれて、馬の気持ちも考えながら平常心で乗れるようになっていきました」と、自らの長所をアピールした。
土日は中山で計5鞍。現級2着など好走歴が複数ある日曜12R
コーリングローリーなどで初Vを目指す。