中山牝馬Sで5着のクリノプレミアム(カメラ・荒牧 徹)
◆第41回中山牝馬S・G3(3月11日、中山競馬場・芝1800メートル、良)
牝馬限定のハンデ重賞は上下7キロの斤量差がつけられた14頭によって争われた。クリストフ・ルメール騎手が騎乗した2番人気の
スルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎、父
ドリームジャーニー)が直線で外から抜け出し、重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分46秒5。
1馬身1/4差の2着は好位から運んだ6番人気の
ストーリア(横山武史騎手)。そこから1馬身半差で、接戦となった3着争いは5番人気の
サトノセシル(田辺裕信騎手)が制し、トップハンデの57キロを背負っていた1番人気の
アートハウス(川田将雅騎手)は4着に終わった。
Mデムーロ騎手(
クリノプレミアム=5着)「返し馬やパドックの雰囲気がすごくよかった。うまくスタートを出てくれたが、その後がボーッとした感じで、心配して出していったらハミを取ってしまった。2コーナーあたりでかんでしまい、道中は一生懸命走ってしまった。ちょっと難しいところがありますね」
津村騎手(
スライリー=6着)「(スタートから)出すイメージで行って、それなりに位置は取れた。ペースが遅かったが、スムーズなら、もう少し脚が使えたと思う」
原騎手(
リノキアナ=7着)「軽ハンデ(50キロ)だったので、打ち合わせではポジションを取ることになっていたが、取り切れなかったので、脚を温存しました。最後の坂もこなして、じわじわと脚を使ってくれました」